第1章

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翌朝 「結局昨日の夢は何だったんだ? 腕なんてはやせるわけないのに 試しにやってみるか、俺の方からもう一本右腕はえろ! ……なんて、生えるわけねえか」 ニョキ! 「……は、は、は……生えたぁぁぁぁ!?」 男は自分の腕を動かしてみる 「うわ、なにこれ、きもいわ てことは昨日の夢はまじか まじか!?魔王倒しに行くの!?俺が!?」 男は自分の運命を悟り深く落ち込む 「あー……もっとまともな能力にしとけばよかった……」 コンコン 「王立騎士団である、アスラ=ドラゴキングダムはご在宅か?」 「はいはい、今出ますよーだ」 ガチャリ 「おぉ!アスラ様、昨日の神からのお告げはお聞きでしょうか?」 「あぁ、魔王倒しに行くんだろ?」 「はい、それに当たって国王様がお呼びなので王城までご同行願いたい」 「わかった、少し時間をくれ、風呂に入りたい」 「かしこまりました」
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