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翌朝
「結局昨日の夢は何だったんだ?
腕なんてはやせるわけないのに
試しにやってみるか、俺の方からもう一本右腕はえろ!
……なんて、生えるわけねえか」
ニョキ!
「……は、は、は……生えたぁぁぁぁ!?」
男は自分の腕を動かしてみる
「うわ、なにこれ、きもいわ
てことは昨日の夢はまじか
まじか!?魔王倒しに行くの!?俺が!?」
男は自分の運命を悟り深く落ち込む
「あー……もっとまともな能力にしとけばよかった……」
コンコン
「王立騎士団である、アスラ=ドラゴキングダムはご在宅か?」
「はいはい、今出ますよーだ」
ガチャリ
「おぉ!アスラ様、昨日の神からのお告げはお聞きでしょうか?」
「あぁ、魔王倒しに行くんだろ?」
「はい、それに当たって国王様がお呼びなので王城までご同行願いたい」
「わかった、少し時間をくれ、風呂に入りたい」
「かしこまりました」
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