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『森に仇なすモノは全て排除する!
それが…我が一族の使命!!』
息を切らす黒狼に照準を合わせようとした時ー・・・
『させるかっ!!』ーーー・・・ザッ!
一瞬の隙をつき、ありったけの運動能力を使い
赤ずきんを押さえ込む事に成功した黒狼は
再び赤ずきんの唇を奪った。巧みな舌使いに
翻弄され、戦意までも奪われた赤ずきんは
必死に黒狼を跳ね除けようとするが……
か弱い少女の力ではそれも能わず、黒狼の唇が
赤ずきんの首筋に深紅の薔薇を散らす。
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