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黒狼の待つ家へと変える途中、花畑に立ち寄り
溜息をこぼす赤ずきんに近付く影があった。
『可愛いお嬢さんに、
そんな憂い顔は似合いませんよ?』
風にたなびく白銀の長い髪に、白い尾…
透き通るアイスブルーの瞳を細め、足音も立てずに
赤ずきんの背後に立つ男ー・・・
『…白虎!?』
咄嗟に武器を構え、臨戦態勢を取ろうとする
赤ずきんの腕を押さえ、白虎が素早く
その唇を奪う!ゾクリとする程の巧みな舌使いに
腰が揺れ、崩れ落ちそうになる赤ずきん…
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