3 潜入

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ゼビウス、デヴリボーイが発砲の為、一斉に身を乗り出すや こちらに構えられた軽機関銃 ゼビウス「やべぇ」 2人共すぐに身を引くや タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ 無差別発砲で銃撃された。 ゼビウス「あのガラクタ人形の弱点はどこだよ?」 デヴリボーイ「分からん…」 ゼビウス「あいつは無敵か……?」 すると 2人の懐に仕舞われた無線トランシーバーが受信 スピットファイヤ「ジィ 現在発砲してるのは誰だ? ジジ」 タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ デヴリボーイ「こちらデヴリ 俺達だ ゼビウスと共に今標的と撃ち合いの真っ最中なんだが… 暴走した人形が乱入してきて 今 混戦状態になってる」 スピットファイヤ「ザァ 人形だと? キャラバンが斬殺死体で見つかった… 奴隷共々バラバラにされてやがる ザザァァァ」 ーーーーーーーーーーーーーーーー バラバラの肉片がそこら中に散らばる斬殺現場でしゃがみ込み、黒の纏いを掴むスピットファイヤの姿 デヴリボーイ「ザザァ 例のプロトタイプの戦闘型バスタードだ 大方敵味方の識別装置が故障してる 機関銃をぶっ放してもう全く手に負えねぇ状態だ しかもすぐそこにターゲットもいる おまえのそのリッチなリボルバーで頼む 奴に銃が全く効かないんだ ザザ」 強引に引きちぎられただろう、各パーツを見渡し、落ちた薬莢を摘まんだスピットファイヤ 5.56弾… 機関銃… スピットファイヤ「キャラバン達を皆殺しにしたのは恐らくそのバスタードだ 今そっちに行く」 スピットファイヤがマカロフからスマイソンに持ち替え 9人の奴隷を従い、その場から走り出した。 完全に雲は通り過ぎ 静かな森に響き渡る連射音 それからもう1人… 無線機を仕舞い込んだジャメヴ ジャメヴは鳴り響く音の方へ振り向き、薄ら笑みを浮かべるやサブマシンガンを手に駆け出した。
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