3 潜入

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黒フード達に襲いかかる人形の背を御見内は目にした。 デヴリボーイ「うわ」 急に向かって来たバスタードに慌てる2人 バスタードがデヴリボーイに目をつけ突進してきた。 両手を広げ、捕まえようとする仕草 パァン パァンパンパァンパン 接近するバスタードに焦りとヤケクソの表情で至近距離から発砲するが無論奴は止まらない バスタードはそのままデヴリボーイの間近まで迫り、捕まえようとしたのだが… それはスカされた バシャ~ ザザァァァ 濡れた枯れ葉と水溜まりを撒き上げバスタードは勢い余って転倒、デヴリボーイは間一髪横へと逃れていた。 ゼビウス「おい 大丈夫か?」 デヴリボーイ「あぁ」 急に向かってきたバスタードに目を向けた2人の前でゆっくりと奴は起立する そのさまを目にする2人は一瞬身体を硬直させ、起き上がる人形をただただ眺めていた。 そして完全に起き上がるや 黒フード達へ振り返ったと その同時に また掴みかかろうと襲いかかってきた。 今度はゼビウス目掛けてだ ゼビウスが咄嗟に大木の裏へと周り込むや、突進するバスタードはその大木へモロに激突させた。 枝が激しく揺れ動き、幹も激震する程のクラッシュ 幹を挟んでゼビウスも間一髪木の陰に逃れた…と思いきや 右腕が伸ばされ、手が回され ゼビウスの装束の袖が掴まれた。
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