0人が本棚に入れています
本棚に追加
「梨羅!俺も同じだよ!ずっとずっと梨羅のそばにいたい!」
「竜介お兄ちゃん!だよね!そうだよね!だから、ずっとずーっと梨羅のそばにいてね!」
「うん!でも、梨羅・・・」
「ん?」
「梨羅はいつか結婚しちゃうよね・・・。そしたら俺、邪魔になっちゃうよね・・・」
俺が寂しげにそう言うと、
「ならない!」
と、梨羅が大きな声で叫んだ。
「でも・・・。だって梨羅はいつか他の人と結婚しちゃう・・・」
「しない!」
「え、でも・・・」
「あたしは竜介お兄ちゃんと結婚するの!」
「梨羅・・・」
「あたしは竜介お兄ちゃんのお嫁さんになるの!」
梨羅が真剣な顔をしてそう言う。
そっか。やっとわかった。
俺と梨羅の想いはひとつだったんだ!
「梨羅・・・俺も、梨羅と結婚する!梨羅のお婿さんになるからね!」
俺は必死に梨羅にそう言った。
最初のコメントを投稿しよう!