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貴臣が目を瞑ってから5分
規則正しい寝息が聞こえてくる
猫は起きていた
上下に動く腹から胸にかけて身体を這わせている猫は
タイミングを見計らったかの様に
動き始めた
モゾモゾと貴臣の2つの突起に尻尾を擦り付ける
「‥‥ん、‥‥‥すぅ‥‥‥‥すう」
反応を確かめる様に次は突起に吸い付く
「‥‥ん、んぅ‥‥‥ん‥‥」
舐めて吸って歯を立てて‥‥
2つがすっかり立ち上がったのを見ると
器用に尻尾で2つを刺激しながら
下へ向かう
フックを外しチャックを下ろし
モゾモゾとそれを引っ張り出す
ペロリ
ザラザラした舌がそれに触れると貴臣は声が大きくなる
猫はその声を聞き目を細め
それから‥‥‥
舌舐めずりし
目の前に出ているそれに
嬉しそうにしゃぶりついた‥‥
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