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序章
「ちょっ、やめろ!きしょくわるいっ!」
「ハァハァハァ貴臣くんの足すべすべエヘヘ///」
ドガッ!
「グエッ!」
よし、思い切り蹴ったから当分は静かに
「ちょっと~貴臣くん蹴るならコッチ狙って下さいよ~
さぁ!本気で行ってみましょう!」
自分の股間を指差す変態に、僕はがっくりする
こいつはいっっっっつもっっ!!
なんで、、こう‥‥‥
はぁ、
「え?無視///無視なの!?
放置プレイ///」
「違う!お前に呆れてんだよっ!!!」
なんで父さまは
変な使用人ばかり雇うのか‥‥
「あ!そう言えば貴臣くん!
明日から学校ですけど、誰を連れて行くんです?モチロン私!
ですよね!?(貴臣くんの勉強姿萌え///」
「誰も連れてかない
お前らみんな留守番だ、留守番」
僕は一流の家系で
一流の財産を誇る一家に生まれた
なので通う学校も必然的に一流の学校になる訳だ
そこでは‥‥‥
ハウスメイド、
いわゆる執事やメイドが必ず一人は同伴しなければならない決まりがある
「ま、まままさか!
私、では、な、く、
山田や黄海や犬飼や赤羽や小鳥やーーー!」
おぅふ‥‥‥
ウチのハウスメイド全員疑ってるのか
誰も連れて行かない、
って言っているのに‥‥‥‥
ガーン、とした表情で目を見開き俯く青木はキチガイだと、
僕は思う
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