第1章

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中等部入学式にてーーーーーーー 「やぁ、はじめまして! 僕は‥‥ヒィィィッ!!!!!」 「君、環貴臣くんだょn‥‥ご、ごめんなさいっっ!!!」 「あ、あの‥‥ぎ、ギャアアッ!!!!」 みんなが僕を避けていく なぜなら‥‥‥ 「あ?なに貴臣?その反抗的な目」 僕がジーッと見つめる先には赤羽 登校初日に付いてきたのは赤羽だった ‥‥‥‥赤羽 僕に友人を作らせないつもりなのか‥‥‥ でも、いや、なるほどな 「目が、ビーム並みにヤバイもんな‥‥‥」 これは僕でも避けたくなる ギロリとひと睨みされたら誰もが震え上がるだろう眼力 しかも今日は機嫌が悪いときた 「は?貴臣の癖に俺の悪口?舐めてんの?それとも俺の舐めたいの?」 小声で下ネタを発する赤羽 執事としてどうなんだそれは いや違う、赤羽に限らず ‥‥‥あぁ 執事としてどうなのか、は うちの執事全員に言える事だなと、ふと思ってしまった 悲しいよ、僕は ‥‥頼むから目立つ様な事はしないでほしい 式が始まり新入生は整列し座っていた 僕もその中の席に座る 隣には執事席があり僕の隣には赤羽がいた
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