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って、1人だけいきなり立ち上がるから目立って‥‥‥!!!
『俺は環に言ったんだ。執事は引っ込め』
ごもっとも!
ごもっともです会長!!
ですが庶務やりたくないです!!!
赤羽は目を細め、眼力だけでも相手を殺しそうな勢いである
やばい、目が本気だっ
「坊は‥‥」
「あ、ああ赤羽黙ろうか。
か会長、
任命して頂けたのはありがたいのですが、辞退させt
「坊は帰宅後、月曜日、金曜日はピアノとバイオリンの稽古。火曜日、水曜日、土曜日は武術の稽古。火曜日、木曜日茶道の稽古。木曜日、土曜日は華道の稽古。木曜日はダンスの稽古。そして‥‥毎日家庭教師が付き勉強をし、身の回りの家事、洗濯‥‥‥尚且つハウスメイドの手伝いまで自分から!
あなた方と違ってうちの坊は忙しい。なのでムリです。(貴臣に何て事させようとしてんだっ!貴臣は俺が居ないと生活出来ない様に出来てんだよっ!俺が丹精込めて調教してると言うのに‥‥邪魔するのか?‥‥‥‥‥コロス)」
シーーーーン
一瞬の沈黙
赤羽の隠し切れてない心の声に誰もが絶句した
《貴臣くん‥‥》
《‥‥逃げた方が‥‥‥‥》
その後貴臣に向けられる同情の視線
しかし、そんな赤羽に慣れている貴臣は同情されているなど知らない。
心の声、自重しろよっ!
調教!?されてないわっ!!!
お前らが居なくなったら生活が出来ないどころか楽になるし!
しかも
家庭教師と家事洗濯、手伝い云々は嘘だ‥‥
盛りすぎだ赤羽‥‥
貴臣は怒りを通り越して呆れる
って、最近呆れてばかりだな、僕は
『‥‥‥環、本当、なのか?』
会長が重い口を開く
「ちょっとちがいま「坊は謙虚なので(ハッ、お前らには渡さねえ。貴臣は俺しか愛せないからな。調教の賜物だ)」‥‥‥‥。」
おまっ赤羽!
会長絶句してるぞっ!!
調教されてないってっ!!!
つかハウスメイドの手伝いとか
お前らの世話なんてしたくないわっ!
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