あくまでもかいそう

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あくまでもかいそう

近所の私鉄のホームを通り過ぎる特急を見ながら俺は人知れずため息を吐く。 ようやく夏の暑さが消えてきた10月の始めごろではあるが、今日はまるで真夏のように暑く、周りの女性は総じて露出度が低い。 …と、別に俺はそんな破廉恥なことを考えてため息を吐いていたわけではない。 俺が考えていたことは、俺のこれからについてだ。
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