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一頻り笑った後、いきなりパパが言い出した。
「そうだ今日はね、プレゼントを持ってきたんだよ。」
プレゼントをもらうような心当たりは無いけど。
「プレゼント?何かあったっけ?」
「パパったらね、スノラが会いたいなんて言ってくれたのが嬉しくて、舞い上がっちゃって。凄かったのよ?」
ママがにこにこしながら答えてくれた。
「この間ね、ショッピングセンターで見付けて、スノラにあげたら喜ぶかななんて話してたんだ。お昼に仕事を切り上げて、買いに走ったんだよ。」
そんなことを言いながら、パパはドアの方に向かって声をかけた。
「エディ!持ってきてくれないか?」
その途端、ノックされたドア。
「失礼致します。社長、こちらでよろしいですか?」
そして、現れたのは。
「おっきい!」
首にリボンを巻いた、大きなクマが歩いてきた!じゃなかった。クマのぬいぐるみが大き過ぎて持ってる人が隠れていたんだ。
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