定休日

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「zzzz」 ホントに寝てる…。 私は眠りネズミの体をゆさゆさと揺らして、ある程度大きな声で起こしにかかる。 「起きて。眠りネズミ ねえってば」 ダメだ、全く起きる気配がしない。 イケメンは寝てるときもイケメンとは言うけどまつげ長いなー。 肌も血色のいい肌だし、乾燥肌とは無縁っぽそう。 何をやっても起きないならと頬っぺたを人差し指でふにふに突いていたら、閉じていたまぶたがゆっくりと開かれて青い瞳と目が合った。 「あっ。起きた?って ええええーっ」 目を開けたまでは良かったけど、今度は私に抱きついたまま寝始めた眠りネズミ。 「起きてっ! と言うか離してっ!!」 暴れていたら、眠りネズミの腕をほどいて私をすいっと抱き上げてくれた。
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