ハロウィンと首切り女王

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あの定休日から10日後。 外の空気もこの前より冷たくなって起きるのが億劫になる季節だ。 まだ寒くなる11月とか12月になったらどうするんだろう。 そう思いながら私は朝食の準備を進める。 今日は大学も休みで、アリスインワンダーランドに行く時間にはまだ早すぎる。 軽くつまめるものと、インスタントスープを並べて一人で黙々と食べる。 食器も片付けて今度は部屋の掃除と洗濯物だ。 一人暮らしになると色々やることが多いけど、それは苦にならない。 一通りの家事を済ませると、ピンポーンと来客を告げるインターホンが鳴る。 「こんな朝早くに誰だろう?」 画面で確認をしてみたら宅配便の業者らしい人が立っていた。
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