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小さなデスクの上に、メイク道具を乗せていく女王様。
「いつも可愛らしいメイクが多いみたいだからちょっと違うメイクしてみましょう♪
魔女には色気も大事よー」
そう言いながら手際よくメイクを進めていく女王様。
なるほど、こんなメイクの仕方があるのかと関心してしまうくらい上手かった。
あれよあれよと言う間に、
「はーい、かんせーい♪」
女王様の言葉と共に鏡を見るといつもと違う私がいてビックリした。
「スゴい…。別人みたい…」
肌の色艶だけでなく、くっきりしたアイシャドウとアイライン。
変になっている訳じゃなく顔に似合っている。
赤の唇もグロスを塗っているからか、嫌らしさはなく色っぽい雰囲気になっていた。
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