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私がそう言うと、門番は帽子屋に紅茶を２つ出してくれと頼んでカウンターに座った。
｢ほら。アリスも｣
門番が椅子を引いて私を座らせる。
｢どこで悩んでいたんだ？｣
｢うちのクラス、喫茶するんだけど。
メニューをどうしようかで悩んでたの｣
メニューを門番に見せながら説明をしていく。
他にも喫茶をするクラスはたくさんあるため、そのクラスと被らないようなメニューを決めるのは難しい。
｢基本的なメニューは決まってはいるんだな。
要するに看板メニューが欲しいと言う訳か｣
飲み物からメインとスイーツのメニューを全て見終える門番。
ホントに基本的なメニューなので代わり映えしないのが今の悩みだ。
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