アリスと学園祭[準備]

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「そうか。良かったな」 そう言いながら紅茶を出してくれる。 奥からチェシャ猫もやって来て、どうだったか聞いてきてくれる。 「バッチリ! チェシャ猫の考えてくれたレシピ皆ビックリしてた。 これなら簡単に出来るし、見映えがいいって喜んでた」 「気に入ってもらえて良かった。 なんか分からないことあったら聞いて。またメモして渡すよ」 レシピを渡して終わりと言うわけではなくアフターケアまでバッチリなところは流石だ。 「ホントにありがとう。 皆が強力してくれたおかげだよ」 「成功かどうかは本番次第だろ? その日店が休みだから見に行くからな?」 帽子屋の一言にカチンと動きが固まる。 「えっ?見に来るの?」
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