アリスと学園祭[当日]

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そこに来たのは絶世の美女。 スラッとしたスタイルに、白のブラウスに赤のカーディガン。 チェック柄のミニスカートにニーハイにローファーを履いている。 声を掛けた女の子がえっ?と動揺しているのを横目に、 「ゴメン、でも女の子が声掛けてくれたのに無視出来ないでしょ?」 「そう言う問題なの?」 「わ、私失礼しますっ!」 これ以上の修羅場はごめんだと女の子が慌てて立ち去る。 その様子を見ていた二人はニヤリと笑って、 「助かったよ。女王様」 「一人で先に来るからこういう事になるでしょう?」 はあとため息をついてウカレウサギを諌める。 「だって皆遅くなるって言ってたから俺だけでも先に会おうかなーって」
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