5人が本棚に入れています
本棚に追加
そこに来たのは絶世の美女。
スラッとしたスタイルに、白のブラウスに赤のカーディガン。
チェック柄のミニスカートにニーハイにローファーを履いている。
声を掛けた女の子がえっ?と動揺しているのを横目に、
「ゴメン、でも女の子が声掛けてくれたのに無視出来ないでしょ?」
「そう言う問題なの?」
「わ、私失礼しますっ!」
これ以上の修羅場はごめんだと女の子が慌てて立ち去る。
その様子を見ていた二人はニヤリと笑って、
「助かったよ。女王様」
「一人で先に来るからこういう事になるでしょう?」
はあとため息をついてウカレウサギを諌める。
「だって皆遅くなるって言ってたから俺だけでも先に会おうかなーって」
最初のコメントを投稿しよう!