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私のクラスに来るまでに疲れ果てていた帽子屋。
彼の名前があがらなかったのに気になって聞いてみる。
「帽子屋は目的が終わったから店に帰るって。
後で皆店に来いって言ってたわよ」
そっか、帽子屋帰ったんだ。
まああんなに疲れていたのなら仕方ないよね。
そう思いながら女王様と一緒に学園祭を回った。
たこ焼きやフランクフルトなど食べ物関係は勿論、占いやゲームコーナーもあり、中でも一番人気だったのは。
「お、お化け屋敷?」
ミステリー部の旧校舎半分を使ったお化け屋敷。
どこで聞き付けたのかチェシャ猫がわざわざ私たちを探しだして伝えに来てくれた。
私はここの生徒なのでその事は知っていたけど黙っていた。
理由はこういうのが苦手なのだ。
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