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「そうだな……特異点たる人間とはそうゆうものだ……」
「真に畏怖すべきは奴の気質。」
「気質? 何か特殊なオーラなのか? アンノウンや黒騎士の気のような」
「未知の気だ」
「何だと!?我らのデータベースには何百とゆう 超越者が纏う 特殊な気がインプットされている。
工藤originalの※天輪光気※でさえな。それが未知だと? 系統すら不明か?」
「系統は炎熱系のダブルだ、黒と紅の混濁した斑模様の気 」
「ダブルか…珍しくはないが 何と何のダブルかがpointだな……」
「違う。pointはその気の効力だ」
「効力?」
「 破壊と再生 」
「特に珍しくは無いな」
「私のバリアが融解し、奴は私の攻撃で内臓の40%を失いながら全て再生した」
おそらく 宵の明星が自我を持って来 初めて見せる
呆けた 顔であったであろう。
「マンティックの障壁はマキシマムの直撃にも耐え 恒星の中心部でも数時間滞在可能なオーバーテクノロジーだぞ? そもそも人間の気でどうこう出来る代物ではない 組成レベルが異なる。
回復・蘇生系は数多あれど内臓が瞬時に再生するなど聞いた事もない、それは最早 回復ではない 創造 《クリエイト》だ」
沈黙していたメフィストがおもむろに問う
「ソープ。彼は本当にに純粋な地球人類なのだな? 異星人隔世遺伝ではなく」
「間違いない、彼の肉体組織からDNAを徹底的にそれこそ素粒子レベルまで検索した。
普通の人間だ。」
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