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主人公について。
千雪は、なるべく今時の等身大の子、
建留については傷を抱えた、表面上は完全無欠の人。
この主人公ふたりについては語りません。
物語のなかから感じとっていただければ。
脇役について。
まず茅乃。
意地悪ばあさんそのものでしたが、最後はどうでしょう。
それでもやっつけてほしかったという人がいるのかどうか。
早くカタをつけてあげれば、これほど意地っ張りで後悔する人生を送らなくてもよかったのに。
現実を考えても、こういった解決はなかなか難しいですね。
瑠依については、根本がヨシヨシで育てられた成金系お嬢だから、パパに泣きつくお嬢様よりは、妙にずる賢いようなたくましさを持ってる。
あっさり引いたように見えるでしょうか。
建留に2回やられて、最後の砦というべき茅乃に蹴られては、瑠依も引かざるを得ない。
何せ、可愛がられてきた子だけに敵陣のなかに独りというのはプライドが許さないかと。
滋と孝志は、現実の男たちにありがちなずるさを持たせました。
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