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夜中の十二時、未成年の男女が二人いた。 一人は俺、黒田朋宏。 もう一人は川沼紗穂。 本当はもう少し人数が居る筈なんだけど……。 「遅くない? もう十二時になってるし」 「あと五分ぐらい待って来なかったら帰るか」 どうしてこんな所に居るのかと言うと、門渕陟の発言が原因だ。
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