第1章

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ネオン街に先さきに歩く裕太 「待ってよ?」 振り返る裕太の笑顔で、不思議なように、怒りは消えていく 【いらっしゃいませ?ごゆっくりおつるごぎ下さい】 慌てるように裕太はベッドに大の字になりヘタレこんだ 「疲れた?」 気持ち良さそうにくつろぐ裕太 「綾音早くおいで・・・」 私も裕太の隣に座るがいなや、裕太は私の唇に熱い口づけを重ねてきた 「あぁ・・・駄目だよ・・・」 お風呂に入りたかった ソープの匂いで唯一に抱かれたかった 「もういいじゃん、いつもの事だから」 我慢出来ないのか? 私のピンクのブラウスのボタンを外しながら、首に貼りつくように愛撫しはじめた 唯一の手はスカートの中の下着まて触れだした 「綾音は正直だよな、ほら、こんなに濡れぬれだよ」 「もうどうでもいい、裕太の好きにして?」 彼の手の塗れぐわいは嘘をつく事は出来なかった 愛される喜び、この瞬間だけ、裕太は私だけの独り占めに出来る瞬間
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