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「えーと……食べられませんが?」
恐る恐る答えてみた。
すると、
おっさん満足そうに
「そうか!そうか!」と頷いた。
━━どうやらお気に召す返答だったらしい(笑)
私は意味の分からない謎解きに勝ったような不思議な感覚だったのを覚えている。
というか、そんな事より
誰かとチェンジして!私パスだわ…とママに目で訴えようとした矢先━
『ガリッ!!ガリゴリガリリッ!』
私の目の前であまり聞いた事がないような、あえて例えるのなら氷を噛み砕く音に似たような何ともあまり心地の良いとは言えない音が鳴り響いた。
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