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山田は体育館から急いで外へ出ていた。
鬼イチが、山田を追いかけてきて、声をかけた。
「よかったな、優勝できて。」
「はい。ありがとうございました!」
鬼イチは振り返っては頭を下げる山田に、手を振った。
他の仲間達が鬼イチに追いつくと、言った。
「山田も、嬉しそうでよかったすね!」
「頑張った甲斐があったんじゃないか?」
「はああ、納屋実ちゃん、かわいかったな~~!」
「おいおい・・・」
会場では、他校との交流会の話でまだ盛り上がっていた。
そして次回のダンスバトルをどこで開催するのか、という話では
他校は次々と手を挙げるのであった。
納屋実は、ゆうき先生にダンス部打ち上げに来てくださいと話を
した。
「今日はだめだが、別の日なら・・・」
「えーーーー?!
先生、ちょっとでいいですから顔出してください~!
ファミレスでやってますから!」
「おー、わかった。
こっちも先生達で打ち上げやるんだ。
だから、早い時間なら少しだけな。」
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