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第1話 「 そこかっ?!」
他の高校のメンバー達は、バトルの疲れもなんのその、ファミレス
集合して盛り上がっていた。
Y高校の広戸和彦は、きょろきょろして落ち着かないのか、K高校の
部長に、まだ全員揃わないと始めないよねと何度も確認していた。
「うん、もう少しかかるかな。
さっき参加してくれるって言ったL高校、かなり化粧落すの
たいへーんって言ってたからねー!」
「そりゃそうだ!」
マイク係だったかえでが言った。
「あのインド風メイク、誰がメイクしたの?先生?
・・・うそっ!自分達でやったの?!
・・・今度教えてもらおっと!!」
わははは!
「えー・・・お静かに。
他のお客様にご迷惑かけられませんから。」
「さっすがJ校部長、しきるね~~~!」
「当然。 出されたら料理食べられないじゃないか!」
「それよりさあ!教えて欲しいんだけど!
J高校のラストのダンス、凄かったけど、あれって
なんていう映画が元になってるの?」
K高校の部長が言うと、すぐにJ高校が返事をした。
「ああ、あれ?
ボレロっていう映画があるんだよ。
ちょーーー長いよ。」
「そっか、今度観てみる。」
N高校の女子が、納屋実に聞いてきた。
「ロックバンドといつもコラボしてるの?かっこよかった!」
「ううん、今回、同級生の裳狭君の友人がバンドやってて、裳狭君が
編曲してくれて。だからロックを主にやってみたんだ!」
キラ達が遠くから挨拶した。
「死神キラーズバンドです!よろしく!」
「よろしく!!ねえ、いつもはどこでライブやってます?」
「おお、ここな、これ!チラシ持ってく?
ここの全員来てくれたら俺感激しちまうなー!!」
あはははは!!
わいわい・・・
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