第4章 「 これからのふたり 」

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第1話 「 そこかっ?!」 他の高校のメンバー達は、バトルの疲れもなんのその、ファミレス 集合して盛り上がっていた。 Y高校の広戸和彦は、きょろきょろして落ち着かないのか、K高校の 部長に、まだ全員揃わないと始めないよねと何度も確認していた。 「うん、もう少しかかるかな。 さっき参加してくれるって言ったL高校、かなり化粧落すの たいへーんって言ってたからねー!」 「そりゃそうだ!」 マイク係だったかえでが言った。 「あのインド風メイク、誰がメイクしたの?先生? ・・・うそっ!自分達でやったの?! ・・・今度教えてもらおっと!!」 わははは! 「えー・・・お静かに。 他のお客様にご迷惑かけられませんから。」 「さっすがJ校部長、しきるね~~~!」 「当然。 出されたら料理食べられないじゃないか!」 「それよりさあ!教えて欲しいんだけど! J高校のラストのダンス、凄かったけど、あれって なんていう映画が元になってるの?」 K高校の部長が言うと、すぐにJ高校が返事をした。 「ああ、あれ? ボレロっていう映画があるんだよ。 ちょーーー長いよ。」 「そっか、今度観てみる。」 N高校の女子が、納屋実に聞いてきた。 「ロックバンドといつもコラボしてるの?かっこよかった!」 「ううん、今回、同級生の裳狭君の友人がバンドやってて、裳狭君が 編曲してくれて。だからロックを主にやってみたんだ!」 キラ達が遠くから挨拶した。 「死神キラーズバンドです!よろしく!」 「よろしく!!ねえ、いつもはどこでライブやってます?」 「おお、ここな、これ!チラシ持ってく? ここの全員来てくれたら俺感激しちまうなー!!」 あはははは!! わいわい・・・
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