第2章 「 ダンス部走る! 」

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わーーーーーーー!! 歓声と拍手が起こった。 ライトが揺れ、勝負が拮抗しているのがわかった。 ダララララララーーーーーー 「さてそれでは5組目、勝ったのは・・・ 40 対 60 で、K高校勝利です!」 納屋実達は抱き合って喜んだ。 会場からも大きな拍手が起こった。 R高校は舞台の袖で泣いていたが、部長が納屋実のところに 走ってきて、言った。 「次は、私達が絶対勝つから!次の大会絶対参加してよ!」 「ん!絶対、ね!」 「悔しいけど、K高校、上手かったよ!」 「ありがとう!」 R高校は会場で観てるからと言い残して、舞台を降りていった。 舞台上ではゆうき先生が、会場に向かって言った。 「それでは次の準決勝に行く前に、休憩時間を取ります。 皆さん、15分後にまた再開しますので、よろしくお願い致します。」
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