第3章 「 ファイナル・ステージへ 」

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ざわざわ・・・ 舞台上にゆうき先生が立った。 「それでは準決勝、1組目入場します! Y高校、そして N高校!」 ズダダダダダダダダ ズダダダダダダダダ!! Y高校が舞台上で、位置に並んだ。 「さあ、準決勝 Y高校レディ・GO!!」 男子7人が舞台上に横にジグザグに並んでいた。 2曲目は、ヒップホップとロック組み合わせで、とても明るいサーカス のような曲だ。 特に、ひとりが舞台の端から端までバク転をしたり、滑り込む動きに ジャンプで飛び越えるなど、体操のように見えるダンスも取り入れて いた。 衣装は派手なTシャツでさっきのブレイキングダンスの時に中に 着ていたものらしかった。 2人組で、相方を後方へバク宙させたり、頭で回転したりする技は ここでも健在だった。 最後は7人で、戦隊もののようにポーズをつくってキメた。 会場は大いにウケていた。拍手もまた凄かった。 「わあああ!やるう!」 「最初とまた全然違うじゃん!」 「体操技みたい!アクロバティックサーカスだね!」 「かっこいい~~~!!Y高校~~~!!」
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