プロローグ ~未来の記憶~

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 少女は右足を引き、 仮のデバイスを肩高水平に身構えた。  これらの動作は、 まるで身体が記憶しているかのように自然に行われた。 少女にはそれが不思議で仕方なかった。  しかし、 それを呑気に考えていられるほど、 状況はのんびりしていなかった。
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