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鼻を少しだけ弄ると、
まだ鳴る目覚ましどけを片っ端から黙らせた。
そして、
残りのまだ鳴る目覚まし時計を消しにかかる。
さすがに、
このまま放置していれば苦情が来るだろう・・・。
慌てて消しに行ったのだった。
背の低い、
6段からなる二つ連なる木の箪笥の上に、
普通のベル音が鳴るのが二個あった。
それを早押しで静かにさせると、
極めつけに、
ベッドから一番遠い学習机の上に仕掛けていた4個の電子音のする目覚ましの所までいく。
その前に立つと首を回し、
それを黙らせた。
「今日は朝からハード。
そして、
またハードになりそうだな・・・」「まさに、
イチハード去って、
もうイチハードって感じだ」
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