第四章 乗りかかった船は泥舟か?

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疫病神のアゴがあんぐりと下がった。 「言い難いんやけどな、坊のことが好きになったらしい。 側におりたい言うてはるよ。」 僕が驚愕の表情でレイコさんを見ると、白すぎる手で顔を隠した。 カンベンしてくれ。 初告白が幽霊なんて。
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