プロローグ

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音羽はクレアを倒した。 どうやって倒したのか… 正直あのことについて音羽は記憶が曖昧だった。 クレア・ミルストとの戦いでどうなったか… あの戦いで間違いなくクレアは死んだはずだ。 でないと、音羽は"クレアの呪い"を受けることはなかったのだから。 「……」 「どうしました?音羽様」 音羽が呼ばれて前を見ると、向かい側の席に座っているリネアが心配そうな表情をしていた。 「いや…なんでもないよ」 音羽はリネアから視線を逸らすが、 「そんな訳ないです!」 リネアに両肩を掴まれた。
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