特種の階級を持つ者

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で、その色彩石を含んだ外壁を運んでいる渋谷で何かが起こっているらしい。 おそらくハザードが関係しているだろうからその対処を音羽達にやらせようということだ。 『やってくれるな?』 「…拒否権はないんだろ?」 『わかっているじゃないか』 士郎は笑うと、 『今から1時間後にヘリで渋谷に行ってもらう。それまでに準備をしておけ。以上だ』 それを最後にノートパソコンに映っていた映像が消えた。 茶髪の女性はノートパソコンを閉じるとこちらを一瞥せずに去っていった。
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