プロローグ

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護衛兵達も剣を抜くと、前方から何かが飛んできた。 勢よく飛んで防衛ラインの壁に激突したそれは身体を何かで貫かれた護衛兵の死体だった。 「ひっ!?」 「怯むな!」 その死体を見て怯む護衛兵たちにリーダーは言う。 死体が飛んできた方、その方向から砂煙をあげながら何かが出てきた。 それは蠍だった。 しかし、大きさが違いすぎる。 10メートルは超える大きな蠍だった。
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