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「音羽様!?この外道がっ!」
リネアが剣を抜くと男に斬りかかろうとしたのを見た音羽が止める。
「やめろ!リネア!」
ビクッとして止まるリネア。
男が音羽を見た。
「ほんと、しつけがなってねぇな」
男は笑いながらヘリに乗り、他の3人も笑いながら乗るとヘリは渋谷に向かって飛んでいった。
「音羽様!大丈夫ですか!?」
「ん?大丈夫」
「どうして止めたんですか、あの程度の男、瞬殺してやりましたのに」
「いや、変なことするなよ。あいつ、一応階級は高い方なんだろうし…」
音羽に殴りかかった男は五十嵐 修平(いがらし しゅうへい)。
昔はどこかの財閥の長男だったらしい。
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