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ハザードが現れてからその財閥も滅ぼされ、地位も関係なくなったのだが、人を蔑む行為は昔からやっていたのだろう、自分より格が低い相手にはよく突っかかることがある。
音羽も蔑まれる中の1人に当てはめられているのだが、もう音羽はこの行為には慣れていた。
慣れているというのは、クレアを倒した後から事あるごとに絡まれるようになったのだ。
一応少佐の階級を持っていることから実力はあるのだろう。
ただ、音羽が本気を出すに値しない相手だが…
「どうしましょう、新しいヘリでも待ちますか?」
音羽は周りを見回す。
周りにはヘリはなかった。
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