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車を走行中、ハザードに襲われる危険性がある。
そのためか軍車はエンジン音が小さい。
それに、ハザードの影響で壊れた道路が地割れを起こして大きな段差があっても車高が高いため難なく進むことができる。
ただし、スピードを出しすぎると横転する危険性があるから、音羽は時速60キロ近くのスピードで運転していた。
渋谷の拠点は渋谷駅近くにある。
その拠点に向かって車を走らせている時、
「音羽様…」
「どうした?」
「何か、います…」
その声を聞いた音羽が車を止めた。
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