特種の階級を持つ者

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「どこだ?」 車から降りた音羽は刀を抜いた。 吸血姫であるリネアは感覚が音羽よりも鋭い。 実際車を走行している間はリネアにハザードの気配がないかを探知してもらっていた。 「あの辺りです」 車を降りたリネアが指をさすところを見ると、そこは明治神宮がある所だった。 「明治神宮か…」 確か、ハザードがいなかった時は家族と参拝とかに行ったっけと思い出しながら音羽は明治神宮に向かおうとした。
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