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「音羽(おとは)様、そんな者に構っている暇はないと思いますよ」
音羽と呼ばれた青年は振り返る。
そこには銀髪に黒いカチューシャ、さらに黒いゴスロリ衣装の少女が居た。
「まぁ、そうだな」
音羽は前方を見る。
もう蠍は音羽の目の前まできていた。
蠍が鋏で挟もうとする。
音羽は刀を抜くと、その鋏を斬り落とした。
キシャャャァ!?
そんな声を出しながら蠍はもう片方の鋏を使い、音羽を狙う。
音羽はその鋏も同じように刀で斬り落とした。
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