厄介者

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僕には許嫁がいると聞いた・・ 正直・・相手には申し訳ないと思う気持ちが大きい。 知っているのは、名前と年齢・・ 何かが原因で・・軟禁され言葉を失ったと言う事だけ。 コンコン 僕「どうぞ。」 「よう、お邪魔するぞ~?」 僕「また来たのですか、目的は何でしょう。」 「う~ん、かわいい妹のため的な?」 この人は琥珀と名乗り、許嫁の幼馴染らしく何故かよく会いに来る。 僕「幼馴染だと仰いませんでしたか? いつから妹に変わったのです?」 「別に、どっちでもいいんじゃない? ところでさぁ、お茶とかないの?」 ひょうひょうとしていて、何を考えているか掴めない。 僕「直ぐに用意しますので、お待ち下さい。」 コーヒーとお菓子を用意して出した。
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