25人が本棚に入れています
本棚に追加
「さてと、今日は何を話すかなぁ。」
僕「毎回、会いに来る目的が謎なのですが。」
「だからさ、妹のためだって。
あいつの許婚なんて気になって仕方ないしなぁ。」
僕「幼馴染だからと言って、世話を焼く必要があるのですか。」
世話を焼くためだけでは無いと、感じている。
「椿がこれ以上辛い事になるのは避けたいからなぁ。」
僕「僕が相応しく無いと仰るのでしたら、
どうぞ他の方をお探しになって下さい。」
「他にあたれってか?総司はそれで良いのかよ?」
許婚の存在が無くなれば・・この生活から抜け出せない・・
それを知っていて言っているのがわかる。
僕「貴方は厄介なお方ですね。」
「さぁ、どうだろうなぁ。」
この僕が・・屈服せざるを得ない相手・・。
最初のコメントを投稿しよう!