不器用な恋

手に入れた幸せ

「本当に・・ごめんなさい・・
お・・お姉ちゃん・・おめでとう・・。」

こんな日が来るだなんて・・思っていなかった・・

私「ありがとう・・露草・・本当に嬉しい。」

「あ、あの・・沖田さん・・
お姉ちゃんを・・幸せにしてあげて下さい！」

僕「もちろんだよ、君は僕の義理の弟になるからね。
幸せにしないと、怒られてしまいそうだな。」

必死になって・・頭を下げてくれている・・
お互いにとって・・大切な存在が増えた・・。

私「露草、大丈夫だから。幸せになるために今日があるの。
気持ちはとても嬉しいけれど、心配しないで。」

「うん・・家に遊びに行ってもいいかな・・？」

『もちろん。』

「さすが、バァさんは凄いよなぁ。クソガキだったのに。」

成長したのは・・他にもいたと知れて良かった。