大嫌いな叔母と元彼と私達

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お風呂から出てご飯を食べる。楠部長が作ってくれたご飯。 とても美味しい。 「ふふ、付いてるわよ」 「え、あ……」 私の口の端を舐める楠部長。お風呂の事もあり顔が日照る。 「顔が赤いわよ?大丈夫?」 「だ、大丈夫です……」 「そう?じゃあ食べましょうね。この後のお楽しみもあるし」 「あ、うー…そうですね……」 さらっと言う楠部長に尊敬する。恥ずかしすぎて味が分からなくなる。 「ふふ、美味しいわ」 「そうですね、とても美味しいです」 「そう?良かったわ。ふふ」 そんなに見られると食べづらい……。 「……」 「ん?そんな見つめられると恥ずかしいわ」 「え、いや…楠部長が見るので……」 また照れると困るので目線をご飯に移し食べる。
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