第1章 就職活動です。

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皆さん始めまして真坂中羽です。 ただいま就職活動真っ最中!! 求人情報誌を買いに行こうと思ったら、今日発売の情報誌が部屋の入り口に置いてありました。 なんだかんだ息子に優しい両親です。 と、言っても・・・今月中に職を見つけないと家から追い出されちゃうんですよね。まぁ、さすがにしょうがないですよね。 2年間無職の息子。大学も出させてもらったのに無職ですからね。 大学中は就活もしてましたよ? 就職難な時代ですからね、もちろん俺より出来そうな人が受かったんじゃないですかね? やっぱり、宇宙飛行士は難しかった。たぶん全身銀色の奴が受かったんですよ。宇宙に詳しかったから。 それから2年間やる気も起きず、無職を全力でやって来たわけですが今に至る訳です。 「・・・・・・しもーし、もしもーし」 あっ・・・電話中なの忘れてました。 ナカバ「すいません。考え事してました。」 「あっ・・・。よかった、電話が壊れたと思いました。」 ナカバ「ご心配おかけしました。私、真坂中羽と申します。求人を見てご連絡させていただいたのですが・・・」 「面接ご希望ですね?」 ナカバ「はい。ぜひ1度会ってお話しを聞かせてもらいたく。」 「ありがとうございます。私、面接担当のマオウと申します。」 ナカバ「ご丁寧にありがとうございます。いつ頃でしたら予定が空いてますでしょうか?」 マオウ「そうですね・・・明日の13時くらいに来て頂けますか?」 ナカバ「明日の13時ですね。履歴書を持参させていただきます。」 マオウ「はい。それではお待ちしております。」 ッップープープー ・・・住所聞くの忘れた。
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