第1章 就職活動です。

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見事に誰にも起こされず、絶好調で体がバキバキです。 夢の中で、幸せが来る方法を見つけたのですが、ケセランパサランの体毛を手に入れなければいけません。 今日はケセランパサランを探しに河原に行きましょう。 昨日の夕飯の残りが俺の朝食でした。 朝から冷めたトンカツは重いです。カツ丼にリメイクしていただきました。こうみえて料理は得意です。 彼女がいたときはデート代を浮かせるために、お弁当を作っていました。 最初は彼女が作ってくれていたのですが、作ってくれなくなって俺が作るようになるんです。 だいたいこの流れのあとで、別れを切り出されます。 まぁ、他に好きな人が出来たらしょうがないですよね。 さて、洗い物も終わりましたしケセランパサランを探しに行きますか。 向かう先は、近くの河原。 何故河原かといいますと、何となくです。 子供のころから、この河原で遊んでいました。その頃ケセランパサランによく似た物を見ていたので、何となく河原に決めました。 釣りを楽しむ人を横目に、ケセランパサランを探しています。 途中、お腹のところが膨れ上がった変な蛇を見かけたり。川を泳ぐ全身緑色の水着を着た人を見たり。高速でランニングをするお婆さんを見かけたりしましたが、ケセランパサランは見つかりません。 気付けばお昼ですね。 1度帰ってケセランパサランの生息地を調べますか・・・
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