6人が本棚に入れています
本棚に追加
義広くんの事を考え、ぼけってしている私に比呂恵が、
「ねぇ?朱里聞いてる?明日卒アル持ってくるから、もし好みの子がいたら紹介してあげる!」
まぁ見るだけ見て、適当にタイプはいないってことにしようかな…。
「ありがとう。期待してるね。」
次の日、さっそく比呂恵は卒アルを持ってきた。
そして、同じクラスだった男の子を指さし、
「ねぇ?彼なんかどう?おもしろいし、スポーツマンだったよ!!確か今、となり町の工業高校に通っているはず!」
ちょっとカッコいいかも…。今、どんな風に変わっいるのかな?ちょっぴり興味ありかも?
「なかなかカッコいいね!!」そう言うと、比呂恵はニコニコしながら、
「じゃ家に帰ったら電話してみるね!!」
比呂恵は私の返事も聞かずに自己決定していた。
最初のコメントを投稿しよう!