第1章

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紹介は彼の高校が勝って終了した。 観客席で彼がくるのを持っていると、 「お待たせ!!滝川久し振り!」 隣にいる私を見ると、一瞬黙りこんだ。 そして、 「始めまして!滝川と中学校の時同じ学校だった、 加賀 雅人です。」 「あ!私、高校で比呂恵と同じクラスの鈴木朱里です。今日は図々しく来ちゃってすみませんでした。」 「今日は友達が応援に来るってチームメンバーに言ったら、みんな張り切ってくれたんだ!!紹介しろってうるさいからちょっと付き合って!」 そう言って私たちをチームメンバーの所に連れて行った。 「雅人!!お前いつの間に彼女作ったんだ?」 先輩らしき人からからかわれて、まだ付き合っていないって必死に言っている時、私は強い視線を感じた。その視線の先には、試合中私が気になった人がいた。雅人くんの先輩で、チームのキャプテン。 でも、視線が合うと何もなかったかのように目を反らされた。
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