作家に対するあやふやなイメージで遊んでみる

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孤独と付き合う技術を教養と呼ぶと どこかで聞いた気がするのだが、 私には、現代の暇つぶしは ちょっと他人に依存しすぎて 女々しいような気がして身構えてしまう。 もっとも高尚な暇のつぶし方というのは、 もしかしたら、 たった一人ぼんやりと口をあけ 虚空の内に夢想を広げること ではないだろうか。 などと、やや依怙地になって考えることもある。                  (終)
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