はじめに

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 親父は怪訝な顔で起き上って 「デーモン族?・・・守、お前はもう16歳だよな?  いい加減そういうのは・・もう卒業しような・・」  生温い笑顔を浮かべて俺に諭すように言った。 「え?だって、昨日・・あれ?変身は?」 「ん?どうした?」  親父だけじゃない、母さんまでもが「ハテナ」って顔でこっちを見ていた。  もしかして、夢オチか!? 「あ~なんでもない!なんでもない!」  俺は慌てて階段を駆け上って、自室に入った。  あ~危なかった。俺、もう少しでお花畑の住人になるとこだったわ~!  今日は、一日で全身赤くなったり、青くなったり忙しかった。 「疲れたぜ~。おっと、明日の時間割・・明日は・・もう11月2日か・・今年も終わるなぁ」  俺はベットにダイブして、安心して眠りについた。  今日もどこかでデビルマン  今日もどこかで、デビルマン~!
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