あの日に彼女笑顔が忘れられない

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はぁ? 涼介の……知り合い? 武器を構える涼介 切りかかろうとしたが、手が滑って上の方に飛んだ ビュンビュンと音を立てて回る刀 しゃがみこむ涼介 俺には……出来ない……!! 涼介逃げろ!! 顔をあげた途端襲われた それを見た二人 美月は悲鳴を上げる り、……涼介ぇぇぇ!! 近ずこうとするが実隆が手を引っ張った バカヤロー! 今いったところで涼介は助かるかよ! 俺たちまで巻き添えになるだけだ! 美月は泣きじゃくる 飛んだ刀がその場所にめがけて落ちてきた ドスって言う音がした 雨が強く振り打ち付ける車を見つけて乗った二人 運転できるの? ……カートゲームの感覚でいいだろ 驚く美月 エンジンを入れてアクセルを踏んだ きゃあぁぁぁぁ!!! うるさいぞお嬢さん また驚く美月 あ……アンタきゃらおかしくななない? ふっ……愚問だなお嬢さん……俺は至って健全だぁぁぁぁ!!!! ハントルを思いっきり切る実隆 感性者を跳ねて行く 校門を抜けて道路を走る アソコに一人いるだろ? グラサンをつけた 引けば1UPなんだよ!! あはははは!! ほんと怖いね……ツッコミが不在 美月は頭をドアにぶつけて気絶したらしい 気を取直していくぞ!!! 国道を走る感性者を跳ねる1UP 右折と左折の看板が立っていたが無視した 道は一つしかないだろうがぁぁぁぁ!!!!!!!!!! 建物の中に突っ込む 目の前に感性者がいた あっ……5人……UP! 行ける……逝けるぞぉぉぉぉ!!! 建物を抜けて次の国道に出た 目的地はその先か…… 最速峠下屋になってやる!!! それって趣旨ちがくない!!? カートレース感覚の実隆……雨が降ってもかかわらずかっ飛ばす 一方美月は一応風景を眺めていたのだった ぉぉぉぉ!!! 急ブレーキをかける実隆 なっ……何したの? ガソリンメータを見る実隆 どうやらガソリンが切れそう…… スタンドに、よるぜ 窓に頭をぶつける美月 いっ……たぁ…… ガソリンを入れ始めた ……窓からじーと実隆を見つめる美月 何してんの……美月? 普通に戻っていた 再び運転を始めると 行くぜぇぇ!! 見事にキャラが、おかしくなってる 気にしない方角で窓を見ていた すると何やら蠢く物体…… ねぇ……何かアソコに感性者多くない? まぁ目的地だからな その目的地こそがー これが全ての始まりだった。
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